5.09.2012

秘密はそっとここにある


今現在、2つのプロジェクトを進めています…

ひとつはミニュイとしてのプロジェクト。

もうひとつはウェディングの他の分野のプロフェッショナル
とのプロジェクト。

少し前から少しずつ、少しずつ進めて来たものなのですが
もうどちらもすごく良い!と自分では思っていて
はやく世の中に出してあげたくて
ウズウズ。ウズウズ。(でも手が追いつかない…)という感じです。

花はきっと蕾でいる間は養分を蓄えたり、エネルギーを溜めていて、
その長さに耐えた分、花が開いたときの美しさといったら、もう!
という感じなのですよね。
そういえば今アトリエに芍薬が咲いてますが、蕾がもうほんとに可愛くて。
毎日咲くのを楽しみにしている過程、まさにそんな感じでした。

プロジェクトの内容、もう少ししたらお知らせできると思います!
楽しみにしていてくださいね。


それにしても、ここしばらくは「自尊感情」というものについて
ずっとずっと考える機会がありました。

そして考えていて思ったことですが、
「ウェディング」というものは自分がどんなライフスタイルを送っているか、
もっといえばどんな人生を選んでいるかの縮図ではないか、と思いました。

お客様とお話をしていたりして、もちろん色々な理由で
100%なんでも思った通りに!とはいかないかもしれないけれど
例えばドレスを選ぶにしても金銭的なことが理由で
「これなら着れるかな」とか「これならまだマシ」という選び方はして欲しくない。
そういう言葉を聞くと本当に悲しくなります。

それは私はお金持ちじゃないからしょうがない、とかじゃなくて
会場やお仕事としてお2人をサポートする側がもっともっと
選択肢や自由度を高めていく必要もあると思うし、
花嫁さんも「しょうがない」と思うのではなく
自分にとって大切なものはきちんと大切だと認めて
行動としてあらわすことが大切なのではないかと思います。
それって「自尊感情」とつながっていると思うのです。
わたしはこれくらいだから、これくらいでいいとか
これくらいだからしょうがない、とかでなく、
自分を大切にあつかう。
それは「我」を通すこととも違う、「自尊感情」を高める、ということ。
それが結局はまわりも幸せにする、
ゲストの方も一番happyになれる方法なのではないかと思います。

なによりも、楽しくなければ意味がない。
準備の段階でとても負担に感じてしまって楽しめない花嫁さんは
意外に多くて、義務的になるのでもなく、
なにか困ったときは一歩ひいて他の方法を探してみるとか。
こうでなければならない、と思っているのは
意外と思い込みだったりします。

心をオープンにして、愛を込めて、楽しんで、当日が迎えられるといいですね。
そして本来はそうあって当然のものだと思います。
みんなにとって当たり前のことが自分にとって当たり前じゃなくても、
そう思うことは全然間違っていない。


日々なにかひとつ選ぶときにも
自分のために丁寧に、心をこめて選ぶ。
ということをしてみて欲しいと思います。
そしてそれはドレスを選ぶときも。
そのためにも、自分は何が好きなのか。
自分はどういう人間なのか。
誰かのためのものではなく、誰かによく思われるためでもなく、
自分は人より幸せだと見せつけるためでもなく、
自分のために、自分自身をみつける。
そしてうんと、大切にする。

毎日がどのように過ごせるかも、
大切な1日がどのように過ごせるかも、
そのひみつは同じところにあるのだと思います。

自由で、本当に2人らしくてみんながhappyになれる、
そんなウェディングがもっともっと増えますように!


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