thanks for 2013

さて、lecture du minuitは本日より1/5までお休みをいただきます。

今年１年もたくさんの幸せのお手伝いをさせていただき

感謝の気持ちでいっぱいです。

2014年、また気持ちも新たに
みなさまになにかすてきなものを
こころがあたたまるようなものを
少しでもお届けできればと思います。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

※休業中のお問い合わせに関しては６日より順次お返事させていただきますので

ご了承ください。

みなさまも素敵な新年をお迎えくださいね。

2013 last wedding

この日は２０１３年に挙式が行われるお客さまの
年内最後のご結婚式でした。

わたしはお式にも参列させていただきました。

チャペルの扉が開き、新郎さまが入場されたとき
すでに目が潤んでいるのがわかり、なんだかすーっごく温かい気持ちに。。



そして、ついに新婦さまの入場。


この日はアテンドには入らず、ご準備は式場の方にお任せしていたので
すべて慎重に確認をしてお渡しをしているけれど
不備はなかったかな、
アクシデントはなかったかな、
どんな風に仕上がっているかな、と
扉が開く瞬間までものすごくドキドキしました。

そして登場した新婦さまは涙が出るくらい綺麗で。

そして一緒に腕を組んで歩いてこられるお父様が
どれだけ彼女のことを大切に思っていらっしゃるか、
それが伺えるエピソードを知っていた私は
お父様が今どんな気持ちでいらっしゃるんだろうと思っただけで感極まってしまい
そしてお2人がゲストの方々に対して
深々と頭を下げられている姿から気持ちがたくさん伝わってきて、
幸せな気持ちでいっぱいになりました。

冬の寒い日

空気の澄んだ山の中

夜が明けだすころ　だんだんと明るくなっていく空と

静けさに包まれる世界

白い白鳥が　朝靄がかかる湖から静かに飛び立つ

そんな凛とした　背筋が伸びる空気


その空気の中で飲む

あたたかな蜂蜜入りのレモネードのような

やさしい甘さと

心がゆるむ温度

わたしの中の彼女のイメージはそんな感じ

外見はこちらまで背筋が伸びるような、美しくて凛とした空気を持っていて
例えば髪もぴたっとまとめて、すごくモードな大人っぽいドレスも着こなせてしまう
だけど、中身はいつもにこにこしていて、すごく謙虚で、
物腰がやわらかくてぜんぜん角がない女性
その部分はあまくて身体をホッとあたためてくれるレモネードのようで
でもココアだと甘すぎる、そんな感じを表現したくて
とてもシンプルだけど少しだけ立体的につくったシルクオーガンジーのビスチェと
ふわっとしたチュールのスカートで構成しました。

ひんやりとした湖から飛び立つ白鳥のように
腰まわりには羽根をつけて１２月のお式らしく冬の雰囲気をプラス。
ヘアやアクセサリーもピッタリでした。

あたたかい、あたたかいお式でした。

改めて結婚式っていいな、って
本当に幸せなお仕事をさせていただいているな、と思わせていただいた時間でした。


そして、また夜に2次会へ呼んでいただいていたのでそちらの会場へ。

2次会では挙式と少し雰囲気を変えて、ブラックのリボンでスタイリッシュに。
これだけでガラっと雰囲気も変わり、会場の少し暗めの照明にも合います。
ドレスとお揃いでつくったヘッドドレスも披露宴と2次会でつけてくださいました。

この2次会もすごかった。
ゲストの方がお2人のためになにかしたくてしょうがない！という感じで
たくさんのサプライズが。そしてまた号泣の新郎さま…笑

いかにお2人が普段からまわりの人に愛を与えているか、
まわりの人のことを想っているかがこの2次会にあらわれていたなぁと思いました。

 

 （※写真はINDIGOさんのブログよりお借りしました）

やさしくて、まわりの人への配慮が完璧で、まじめで、
いつも一生懸命な新婦さま。
そして彼女への想いが伝わってくる、誠実で、熱くて、まっすぐで、
仲間に愛される新郎さま。
このお2人は何十年経ってもずっと変わらず
こんな風に仲良しな気がしています。

2013年最後にこんな素敵なお2人の特別な１日のお手伝いが出来て本当に幸せでした。

これからも、末永くよろしくね。
ほんとうにおめでとうございます。

♡

photo shooting/Aimee

１２月に入ったなぁ…と思っている間にあっという間に年末。
年内に片付けたい仕事に追われてあたふた…
でも出来る限りスッキリさせて新年を迎えたい。
まさに、師走。

ミニュイの年内の営業は１２月２８日で終了とさせていただき、
年明けは１月６日から、また気持ちも新たにスタートします！
お休みの間のお問い合わせに関しては６日より順次お返しいたしますので
ご了承くださいませ。



さて、今年ウェディングを終えたお客様のお写真を
今年のうちにつづけてご紹介したいと思います。

今日は、秋に前撮りをされたお客様。
Aimeeのドレスをレンタルしてくださいました。
ヘッドアクセサリーとベールなどの小物類もミニュイのオリジナルです。
コンパクトなミニ丈のドレスなので場所も気にせず着ていただけます。
背中についたサムシングブルーのリボンがポイント。

お2人の出会いはなんと小学生時代！
ということで前撮りもお2人が卒業された小学校で撮られたそうです。

たくさんの思い出が詰まった校舎で当時の時間を思い出しながら…
きっとこの場に行っただけでなんだか楽しくなってしまうだろうなぁ。
今の自分の目線で見たら小学校って、当時の自分って、どんな風に映るのでしょうね。

ヘアメイクも小学生時代からのお友達の美容師さんがされて
ワイワイ楽しそうな雰囲気がお写真からも伝わってきます。（ヘアも可愛いです♡）
アトリエでカメラマンさんも交えて、どこで撮ろうかと打ち合わせしていたとき
学校で撮ろう！という案がでたときには私までワクワクしてしまいました。

小学生のとき、こんな日が来るとは3人とも予想もしていなかったでしょう！
なんだか大人になるってすごいです。

お天気を心配していたのですが秋晴れのとっても気持ちのいい日になりなりました。

 

お2人の思い出が詰まった場所での前撮りは
今までの時間を振り返りながら
そこに新たな思い出を増やしていける素敵な撮影ですね。

ミニュイのドレスを選んでくださりありがとうございました。
ご結婚式当日もこの前撮り以上に素敵な日になることを願っております＊

♡

Milky Way Dress

挙式が終わられてからすこし間があいてしまいましたが
今年ドレスをおつくりしたお客様のドレスをご紹介します。

和装での厳かなお式の後、お友達とご親族とのパーティを２日に分けて
それぞれの方とゆっくりお話ができるように時間を取られた挙式＆パーティです。
パーティはモダンな雰囲気のレストラン。
そこの雰囲気にも合うように美しく繊細なレースをたくさん使いました。

自然光の採光が少なめなこと、夜のお時間帯にも入ることから

（写真ではわかりにくいですが）ライティングに映えるように

大小様々なサイズのたくさんのゴールドのスパンコールも散らばせたり、

デコルテと背中のラインが美しく見えるように、花嫁さまと何度もお打ち合わせ

しながら進めていきました。

リバーレースの繊細な透け感が美しいです。
トップスは裾と同じリバーレースと、
ベルギーで彼女のイメージで購入したハンドメイドのプリンセスレースを組み合わせています。

お袖は取り外してパフスリーブにつけかえることができます。

腕を通すとふわっと広がり、クラシックなボリュームのあるお袖になります。

−−−−−−−−−−

暮れやらぬ空に散らばる無数の星

ひとつひとつ目で追っていけば

気づけば　そこには天の川

夜の闇に流れる希望のかけらでできた星のリボンが

レースのように柄をつくって美しく静かに流れています

−−−−−−−−−−

キラキラと輝くような美しさと、柔らかい女性らしさ

それを両手に携えて、そしてしっかりとした芯のある花嫁さん

彼女にはこんなイメージでドレスをお仕立ていたしました

お式が終わったあと、お２人の表情は柔らかく、晴れやかで、

とてもいい１日だったと聞いて、私も心から嬉しくほっとしました。

ハネムーンはどうだったでしょうか？

またお話を伺うのを楽しみにしております。

short movie

すこし前にレポートを書いたお客様の前撮りのムービーがyou tubeから観られるそうです☆
PCからしか観れないそうなので、PCでご覧下さい。





私はこの日の撮影には参加していないのですが、
この当日メンバーと新郎新婦お２人を囲んで、先日上映会がおこなわれました。
お写真に残るカタチももちろん良いですが、
こんな風に裏側も含めての記録があるとずっとずっと
素敵な思い出として残ってくれそうですね。

１日限定shop＊

11月24日の日曜日にミニュイのアトリエがある鞍月舍で
秋の文化祭が開催されます！！

それに合わせて24日はミニュイのアトリエを１日解放して
lecture du minuit／knopue.
１日限定アクセサリーショップをひらきます＊

ミニュイでは普段使いできるピアスなどのアクセサリーを中心に
展示、販売しようと思っています。
せっかくなので、お値段も手頃なものをたくさんご用意しようと思ってます。

もう一人、アクセサリー作家のyumiさんがつくる
knopue.(ノッフェ）のアクセサリーも出展いたします。
こちらもガーリーで繊細な世界観。
わたしも先日ピアスをオーダーしてつくってもらいました◎

普段は完全予約制のアトリエですが、この日は１日解放していますので
オーダードレスやレンタルドレスが気になっている方も
ご相談だけでもお気軽にいらしていただければと思います。

この日新竪町商店街でもイベントがあり、
鞍月舍では他のお店の方々もイベントをされるようなので
ぜひハシゴしてください＊
（たぶんわたしたちも交代で遊びにいきます）

鞍月舍2階E号室 lecture du minuit
11:00〜18:00

お待ちしております♡

short trip:

秋のウェディングも一段落したので少しお休みをいただいて
瀬戸内国際芸術祭に遊びに行ってきました。

初めての芸術祭。
初めての瀬戸内海。

とっても楽しい旅でした。

なにより、島の人がほんとに素敵でした。

とにかく明るくて、いつも冗談言って笑ってるかんじで、
なんかすごく余裕があって。
豊か、ってこういうことを言うんだろうなと思いました。

ちょうど、旅に出る直前に
「グー子」と「パー子」についての一説を読んでたんですが、
奪われたらどうしよう、無くしたらどうしよう、
失いたくない、いやだいやだって
何かが入ったら手をグーって握りしめて離さないでいる状態のひとと
はいどーぞー、もっていってくださーい、これもどうぞはいはい、
みんなあげますよーって手をパーの状態にして生きているひと。

硬直して固く生きているひとと、リラックスして心を（視野を）広く生きているひと
自然（天）はどっちの味方か？どっちが好きか？
自然とはどっちが近いか？
という話でした。

島のひとたちはみんなパーにして生きているかんじだった。
どーぞ、どーぞ、あーええよ、ええよ、というかんじ。
優しくて、あったかくて、親切で、朗らかで、
なんだかすごく与えられるものがあったなーと思って帰ってきました。

実は出発前に大切な友達の誕生日に合わせて、
急いでプレゼントを作って発送して、
小豆島に住む友達に出産祝いを渡したくてこれまた急いで作って、
それから出かけたのだけれど
帰って来たら別の友達から今度は私宛にプレゼントが届いてました。
（しかもかゆいところに手が届く感じのスペシャルセレクト。ありがとう♡）

与えると入ってくるってこういうことか、ってすこし可笑しくなってしまいました。
愛を与えると、そのエネルギーが循環してまた自分にかえってくる。
それをまた惜しみなく与えていく…
そのプロセスこそが幸せなんだろうと思った。
しかもそういう循環の中で行われる行為は
与えられること以上に与えることで、自分が幸せな気持ちになれる気もします。
人から与えてもらうのを待つんじゃなくて
わたしは自分から愛を循環させていきたい。
パー子でいたい。
そんなことを思った旅でした。

さて、一呼吸置けてリフレッシュしたので、
冬のお客様のラストスパート、春のお客様のスタート、
楽しくがんばっていきます。

Dreamy Circus♡

パーン！

たくさんのクラッカーが鳴り、音楽ははじまり、くるくると木馬が回る。

星が降り注ぎ、動物達は音楽に合わせておどり、

キラキラとかがやく、

たのしくて、

いつまでも醒めない

夢のサーカスが今夜もつづきます。






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先日挙式が終わられたお客様のお写真をいただきました。


小さな頃に描いた夢や、
女の子らしさがぎゅっと詰まったエッセンス、
当時すきだったもの、
全部をひとつも両腕からこぼれ落とさずに大人になったような
花嫁さん。
いつでもリボンが似合う彼女には
夢のサーカスで動物達と一緒に楽しくくるくると踊る
かわいい団長さんのようなイメージでドレスをお作りしました。



前撮りは参加できなかったのですが、撮影の様子が送られてきました。
とってもかわいい♡
というかすごいです！！
旦那さまが主体でこの世界観つくりあげたんだとか…

ベールもドレスに合わせておつくりしました。
ドレスはフリルとレース＆お袖の2wayで
前撮り、挙式、披露宴、２次会と小物やヘアと合わせて色んな変化が
できるようにしました。
カラーも優しいクリーム色です。
スカートもボリュームはありますが一般的なAラインやプリンセスのドレスよりは
コンパクトで動きやすいです。
お腹に赤ちゃんがいらっしゃるので体にかかる負担を少しでも軽減できるよう
とっても軽くつくりました。

挙式当日は天候も味方してくれたそうで、なんと挙式中に虹が出たり
私は二次会に参加させていただきましたが
会場にはお２人がこだわってつくりあげた完璧な世界がひろがっていて
そこにいるゲストみんなが楽しくなる、とても素敵なパーティでした。

ドレスやヘアメイク、会場の装飾に至るまで
すべてを一貫してお２人が決めたテーマ、
「Circus」で統一されたウェディングは
この後もずっと
お２人で、新しい家族と、お友達と、
お写真を見たときに、あんなこともあったねって
より思い出深く残るものになりそうです。

本当におめでとうございます♡

光と風を透す白

お客様の挙式のアテンドに入らせていただきました。

金沢にある小さな教会と同じ敷地内にある幼稚園での結婚式。

心がこもった、とてもとても心の温度が伝わる
あたたかい挙式でした。

花嫁さんは陶芸家さん。
機会があって、ドレスのお話をいただいて初めてお会いするとき
彼女の工房におじゃまさせていただきました。

風通しのよい工房で
小さく丸まって、ひたすらこつこつと作陶する姿。

その脇に並べられた小さくて美しい器たち。

普段スカートを全くはかないと聞いて
とてもボーイッシュな方なのかと思っていたら
小柄で、少女がそのまま大人になったような
ほんとうに無邪気で可愛らしい方で
もう、私の方がどうしてもこの方のドレスを作りたくなってしまったのです。

普段スカートを履かない彼女が、
ドレスなんて恥ずかしくて着れないという彼女が、
着るのが楽しみになるようなものを。
１０年後、お写真を見たときにあぁ着てよかったって思えるようなものを。

作品にその人のすべてはあらわれていると思うから、
彼女が作る器のイメージをそのままドレスにしようと思いました。


光と風がとおるような、やわらかい白

女のひとの美しい手の中にあたたかく包まれるような

丸みと繊細さを持った彼女の作品。


彼女の作品はボーイッシュなんて言葉は全然似合わなくて、
詩的で、繊細で、品があって、
シンプルだけど本当に女性らしいんです。


色々な素材サンプルを見て、さわって、見つけた１枚。
シルクとレーヨンの光を通す、柔らかくて、美しい光沢の素材。
この素材が彼女の作品の質感とリンクして
もうこれしかないって思って。
デザインは本当にシンプルに、
彼女が気にしている体型の部分をカバーするような立体感だけをプラスして、
背中のくるみボタンは彼女の作品についている小さくてかわいい蓋の持ち手のイメージ。

当日、ヘアメイクをしてドレスを着られた姿を見た時
ほんとうにきれいで、なんだか感動してしまって言葉になりませんでした。

（しかもお支度部屋は幼稚園の図書室♡）

結婚式は１６０人（！）もの方が参列され
みんなが心からの祝福を送っているのが伝わってきて、
いかにお２人が普段まわりの方から愛されているか、伝わってきて
みんなが号泣の素晴らしいお式でした。

カタチや豪華さなんて本当はどうでもよくて
心がこもった結婚式はお２人だけでなく
みんなを幸せにするし、
いつまでも参列された方の心に残るものになるのだと
改めて教えてもらいました。

本当におめでとうございました。
そしてドレスを作らせていただいて本当にありがとうございました。