12.29.2013

2013 last wedding

この日は2013年に挙式が行われるお客さまの
年内最後のご結婚式でした。

わたしはお式にも参列させていただきました。

チャペルの扉が開き、新郎さまが入場されたとき
すでに目が潤んでいるのがわかり、なんだかすーっごく温かい気持ちに。。



そして、ついに新婦さまの入場。


この日はアテンドには入らず、ご準備は式場の方にお任せしていたので
すべて慎重に確認をしてお渡しをしているけれど
不備はなかったかな、
アクシデントはなかったかな、
どんな風に仕上がっているかな、と
扉が開く瞬間までものすごくドキドキしました。

そして登場した新婦さまは涙が出るくらい綺麗で。

そして一緒に腕を組んで歩いてこられるお父様が
どれだけ彼女のことを大切に思っていらっしゃるか、
それが伺えるエピソードを知っていた私は
お父様が今どんな気持ちでいらっしゃるんだろうと思っただけで感極まってしまい
そしてお2人がゲストの方々に対して
深々と頭を下げられている姿から気持ちがたくさん伝わってきて、
幸せな気持ちでいっぱいになりました。







冬の寒い日

空気の澄んだ山の中

夜が明けだすころ だんだんと明るくなっていく空と

静けさに包まれる世界

白い白鳥が 朝靄がかかる湖から静かに飛び立つ

そんな凛とした 背筋が伸びる空気


その空気の中で飲む

あたたかな蜂蜜入りのレモネードのような

やさしい甘さと

心がゆるむ温度

わたしの中の彼女のイメージはそんな感じ

外見はこちらまで背筋が伸びるような、美しくて凛とした空気を持っていて
例えば髪もぴたっとまとめて、すごくモードな大人っぽいドレスも着こなせてしまう
だけど、中身はいつもにこにこしていて、すごく謙虚で、
物腰がやわらかくてぜんぜん角がない女性
その部分はあまくて身体をホッとあたためてくれるレモネードのようで
でもココアだと甘すぎる、そんな感じを表現したくて
とてもシンプルだけど少しだけ立体的につくったシルクオーガンジーのビスチェと
ふわっとしたチュールのスカートで構成しました。

ひんやりとした湖から飛び立つ白鳥のように
腰まわりには羽根をつけて12月のお式らしく冬の雰囲気をプラス。
ヘアやアクセサリーもピッタリでした。









あたたかい、あたたかいお式でした。

改めて結婚式っていいな、って
本当に幸せなお仕事をさせていただいているな、と思わせていただいた時間でした。


そして、また夜に2次会へ呼んでいただいていたのでそちらの会場へ。

2次会では挙式と少し雰囲気を変えて、ブラックのリボンでスタイリッシュに。
これだけでガラっと雰囲気も変わり、会場の少し暗めの照明にも合います。
ドレスとお揃いでつくったヘッドドレスも披露宴と2次会でつけてくださいました。




この2次会もすごかった。
ゲストの方がお2人のためになにかしたくてしょうがない!という感じで
たくさんのサプライズが。そしてまた号泣の新郎さま…笑





いかにお2人が普段からまわりの人に愛を与えているか、
まわりの人のことを想っているかがこの2次会にあらわれていたなぁと思いました。


 



 (※写真はINDIGOさんのブログよりお借りしました)



やさしくて、まわりの人への配慮が完璧で、まじめで、
いつも一生懸命な新婦さま。
そして彼女への想いが伝わってくる、誠実で、熱くて、まっすぐで、
仲間に愛される新郎さま。
このお2人は何十年経ってもずっと変わらず
こんな風に仲良しな気がしています。

2013年最後にこんな素敵なお2人の特別な1日のお手伝いが出来て本当に幸せでした。

これからも、末永くよろしくね。
ほんとうにおめでとうございます。


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