3.08.2015

dress report*

久しぶりのドレスレポートです。

去年おつくりしたお客様から当日のお写真をいただきました*


野に咲く小さな花が 風に吹かれて揺れる
その様のように可憐で

だけどそんな風では倒れないような一生懸命さと芯の強さ、

まっすぐに太陽に向かって咲くような素直さを持った女性。

それがアトリエにいらしたときの花嫁さまの印象でした。




そんな彼女におつくりしたのは
冬の寒さに透けて美しく咲く白のドレスと
春がはじまる喜びにこころが踊り出すような
可憐なピンクのドレスの2wayです。


お式の前日はちらちらと粉雪が舞っていました。。



サイドから見てもふわふわのボリューム感。
トップスはレースのお花のモチーフをひとつひとつ手で縫い付けて、
柄をつくりました。
透明感のあるやさしい雰囲気の素材のスカートと
あたたかみのあるレースのトップスのコントラストで
冬のウェディングらしさを出しました。
モチーフをひとつずつ付けているのでのっぺりしたレースではなく
さりげなく立体的な印象です。



お色直しではトップスはそのままに、
スカートだけを変化させて。
やさしい色合いのピンクなので白のトップスとも相性が良いです◎

甘めの、可愛らしいお顔立ちの花嫁さまでしたので
ティアードのドレスは絶対にお似合いになると思ってご提案しました。
パニエを抜いてボリューム調整しています。


冬には冬の、美しさがあるように
お2人のこれからの人生がどんなときも
その美しい瞬間を見出せるように、

そして花々が咲き誇る春の景色のような毎日で溢れているように

心から願いながら、このドレスをおつくりしました。

もうすぐ家族も増えるお2人。
また3人で遊びにいらしてくださいね。
末長くお幸せに…*

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