8.06.2012

m/N

21世紀美術館のデザインギャラリーでおこなわれている
matohuの展示とデザイナー2人によるアーティストトークが行われたので
あわせて行ってきました。




(この、文字と光の造形美!)


ほんとうに行く価値のある、いい時間でした。


わたしは少しだけ、東京で仕事をしていた期間がありますが
ずっと金沢に帰って仕事をしたいと思っていて、
帰ってきて、今しているものづくりは東京にいては絶対に
できないと思っています。
その理由はなぜか、今までぼんやりしていたものが
はっきりとわかったような気がしました。


日常に溢れる、風の流れや、水の流れ、
空気のにおい、空の色、夜明けの星の輝き。
それはほんとうに美しい。
特別遠くにあるものではなく、そういう日々そこにあるものによって
こころを動かされ、そういう美しさを吸い込んで、
咀嚼して、形容して、あたらしいなにかをつくりだしたりしていて、
それが自分の五感とダイレクトに繋がって、とけあえる場所、
がここだったのではないかと。
(今のところ、ですけどね!)


あと、「待とう」という概念。
これ、ほんとうにいいなぁと思いました。

時間の経過、つみかさなり、単体ではできないこと。
そういうものがみせてくれる新しい発見や
そいうものを経たからこそ生まれる深い味わいや美しさ。


デザインギャラリーの展示の方は
何色ものシフォンのカーテンが空間をつくっていて
その色のかさねがほんとうに美しい!
重なりあったところにできる微妙な新しい色。
ふだん、わたしたちはそのシフォンのように
何枚ものフィルターを通してものを見ていて、
それをそうっと1枚ずつ開けていったときに
ものごとの本質がはっきりと、
静かにそこに居るのではないかと思います。




ファッションがすき、きらいに関わらず
楽しめる展示だと思います。



そして!
そのあとはNew Accidentではじまった鈴木さんの
「LIFE IS 滑稽」の展示へもいきました。




癒されたー。
ほんわか、かわいい時間でした!
初日だったので似顔絵も書いてもらいました☆

ものづくりは人となりをあらわす、と常々思ってますが
場所もきっとそうなのだと思いました。


この展示もそうですが、19日にはNew Accident/6EBP/FUDE UP NOTHING
の3つのお店すべてを使ったFDDというイベントが開かれるそうです。
このビルのお店すべて好きなんですが、そこにSKLOさんや
ASPARAくんやDAMBOさんも参加するのだとか!
pm9:00までやってるそうなのでこれは絶対にいきます。


たのしみ!

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