7.29.2012

the end of 7.

ゆうぐれ。

雲は夏のかたちをしていて、ほんとうに素晴らしい色に輝いていた。



向こうの世界に住んでいたとき、それは直線的につながっていて

点と点が規則的に並んでいたような気がする。

この場所に戻って来て、この場所ではそれらは面的に曲線を描いて

つながって、輪をなしている。

輪、それはまだ描いている途中。

でもすでに完成している。

それはいつでも完璧な輪を描いているし、

いつでも自由なときに書き足すこともできる。

すべては、もう、ある。完璧に。

必要なものは手の中にあって、もう十分にわたしを満たしてくれていて、

それらはいつでも星のように手の中で輝き、

それらはいつでも、たとえわたしが見ていないときでさえ、

美しく、透明に世界を構成し、わたしを待っていてくれる。





なつ。




みなさま、毎日暑いですがいかがお過ごしでしょうか。


時間と心をかけて準備していたイベントも終わり、
わたしはいよいよ、秋挙式のお客様のドレスづくりも佳境に入り、
毎日慌ただしくすごしています。

「森の中のけっこんしき」に遊びにいらしていただいた方、
ほんとうにありがとうございました。

たくさんの見に来てくださった方、協力してくださったもく遊りんの方、
出演してくれたみんな、一緒につくりあげてくれたスタッフ
そのたくさんの方のおかげで、とても素晴らしい1日でした。
写真がまだないので、また改めてこのイベントのことは
書かせていただこうと思います。



でも、今年は特別にいい夏を過ごしています。


ずっと、ずっと、長い時間をかけて探ってきたものが
気づけば力強く、根をはっていました。
ずっと、種を蒔いてきたんですね。



美しい世界をみせてくれる、ひとたち。
そんな人に囲まれている。

世界は美しい。
世界は満ち満ちていて、豊だ。
とても。


そんなことを思った、今日の夕暮れ。








ものごとをどの角度から見るかは、自分で決められる。





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