すこし間があいてしまいましたが、引き続きドレスレポートです！
今これを読んでくださっているとき、外はぽかぽかの良い天気かもしれないし
心が不安になるような、びゅうびゅう風が吹く夜の時間帯かもしれません。
わたしが今これを書いている目の前には１日がもう少しで終わるよ、
と黄金色の太陽がゆっくりと大地にひっぱられるように動いています。
お部屋をあたたかくして、あたたかい飲み物を添えて、ごらんくださいね。
こころもすこし、あたたまりますように。
さて、新緑がまぶしい季節に行われたご結婚式です。
木のぬくもりが優しいレストランで
ご家族とご友人の愛に溢れた、すてきなすてきなご結婚式でした。
オリーブがテーマのご結婚式。
ゲストの方全員のお名前を新婦さまが一人一人書いて、
オリーブに結んだバッジ。
スタッフの分もご用意くださっていました。
これだけで一体感が出て、スタッフの私たちもなんだかとても嬉しかったです。
ケーキカットの代わりにお２人がされたのはオリーブの植樹。
ゲストの方にひとさじずつ入れてもらった土の中に
お２人がオリーブの苗を植えます。
みんなで完成させた１本の木。
どんなふうに育っていくのかな。
ゲストの方が来られる前に新郎さまが入り口の大きなボードにメッセージを
書かれていました。
手書きのウェルカムボード。
挙式がはじまる時間には、今度はゲストの方からの
お２人へのメッセージで埋め尽くされていました。
これもお２人のご自宅にずっと飾られるそうです。
見返すたびにこの日の祝福がよみがってきそう。
ドレスはイラストが得意な花嫁さまが自ら描いてきてくださった
デザイン画をもとにつくりました。
ふわふわの羽毛を纏った小鳥のように
愛らしい笑顔で
やわらかくまわりを包みこんで癒してしまう女性
そんなイメージの彼女におつくりしたのは
新緑の森の中に
ふわりと舞い降りた美しい一羽の白鳥のような
繊細でやわらかく
そして少しだけ
５月の風のようにさわやかさと澄んだ空気感を纏った
そんなドレスをお仕立ていたしました
肩からトップスにかけて流れるレースが印象的なドレスは
ボリュームのないウエスト切り替えのドレスで
少しクラシックな印象にもなります
ウエストのブレード、くるみボタン、腰から流れるリボン。
どれも決して主張しないさりげないものたち。
だけどそれぞれが調和して、このドレスはできています。
光に透ける透明感とふわり温もりのあるやわらかさ
ということで素材はシルクシフォンを使用しました。
いつもとっても仲が良いお２人。
お打ち合わせでアトリエにいらしていただくたびに
お２人の会話が可愛くて…♡
毎回癒されていました。
ご家族やご友人にすごく愛されているんだなぁというのが
伝わってくるお２人でした。
まわりの方が「結婚ていいなぁ」と思わず
思ってしまいそうなお２人。
幸せな時間のお手伝いができ、うれしかったです。
お２人と過ごせた時間は本当に癒しでした。
改めて、おめでとうございます♡
どうぞ、末長くお幸せに。
♡
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