6.05.2013

Voyage...1

しばらくの間、お休みをいただいて旅に出ていました。

せっかくなのであまり書かないプライベート。。
旅行記をしばし綴ろうかと思います。
興味のある方はお読みいただければ幸いです。



本当に久しぶりの旅。
「人生は旅である」と思っているから、私にとっては日常そのものが旅です。
だから、遠出なんてしなくてもって思っていました。

でも、30歳までにパリに行こうって思っていて
去年、ある日突然「来年アントワープの友達に会いに行こう!」って思い立って、
決めたら、それは実現するんですね。
あれよ、あれよ、という間に実際に行くことになりました。
(自分でもちょっとびっくり。。)

初めてのヨーロッパ。
海外もかなり久しぶり。
それでも一人旅がしたかった。
フランス語なんて全然わからないけれど、
言語が違っても同じ人間、伝えたいという思いさえあればなんとかなると思いました。

本当になんとかなるのかな?

それを確かめるために、あえて現地の人たちとコミニュケーションができる
旅をしようと思って、

「フランス語ができなくても、いかにコミニュケーションができるか」

それが今回の旅のテーマ。




最初に向かったのは南仏、エクスアンプロヴァンス。


FIGAROの「プロヴァンスとコートダジュール」の本を何度開いたか…
南仏の鮮やかな色彩と暖かな気候、のんびりした人々、そういうものに触れたかった。




飛行機の中では映画も見ず、ずっと外を眺めていました。。(小学生のよう!)

ハルビンの上空を過ぎたあたり、点々と街があり、昔は緑があったのだろうか
削り取られたような茶色の土地が続く。

スルグート、ノリリスクを通過したころには見渡す限りの氷河が続く。

地球ってすごい。美しい。



フィンエアーだったので、機内食のコップやナプキンがマリメッコ♡

機内食のゼリーは化学物質の塊にしか見えなくて食べられませんでした。。
私たちって本当に豊食かつ、雑食。

ある実験でツガイのラットをひとつの箱の中に入れたところ、
どんどん繁殖していって、
ある一定の数になったところで集団自殺をはじめ、
ある一定の生きられる数にまで減るという現象が起こったそう。
農薬や添加物に依存した食事を始めた時点でわたしたちは集団自殺のときに入ったんだな
と思います。。
ヨーロッパはbioのマーケットなどもよくありました。

フランスは空から見ると広大な土地、見渡す限り畑で
さすが農業大国だなと思わされました。





やっと最後のトランジット、マルセイユ行きの飛行機を待ちます。。




ヘルシンキ、パリ、マルセイユ、と
トランジットを繰り返し辿り着いた小さなシャンブル・ドット。

着いた日は深夜だったので宿のマダムはもうおらず、部屋にはポストイット。


ゆるい…



こじんまりしたメゾネットの部屋。
でもとても清潔でマダムのセンスが伝わる部屋。
とても良かった。




次の朝、出会えたマダム・マリはとてもキュートで気さくで陽気な人!
リビングはとても素敵で窓の外には美しいお庭。




大きな窓からは柔らかい光が差し込みます。





ここを抜けると…


garden!


 のんびり読書もできました…


シンプルだけど居心地のいいキッチン…



1日目にはサンフランシスコ、フランクフルトから来たマダム達、
2日目にはオーストラリアから来たマダムが加わり、
自然に一緒に朝食をとることが出来ました。
みんなとても気さくで優しくて、素敵に年齢を重ねている人たちばかり。
1日が終わりホテルに戻ってくると、
なんだかマイホームに帰ってきたようなホッとする場所。

フランクフルトのマダムが
「日本人はツアーに行く人が多いけれど、あなたは一人なの?
一人はいいわよね。私も一人が好きよ」って。
彼女はとても美しくて、どうやったらそんな風に美しく歳を重ねることができるの?
って聞きたかったのに、聞きそびれてしまった。

でも彼女たちを見ていて思ったのは
心を開くこと、人に親切にすること、自分の中にボーダーラインを作らないこと、
なんじゃないかな。





次につづく!























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