6.05.2013

voyage...2

到着した次の日は日曜日だったのでプロヴァンス地方を巡るツアーへ。
この旅で一番楽しみにしていました!
フランスの「美しい村」に認定されている村々を車で巡ります。
あの、FIGAROで何度も見た世界が現実に広がっている…

エクスの街から高速で3、40分ほど。
最初に到着したルールマランは30分もあれば回れる小さな村。




 のんびりと開きだした市には美味しそうな果物がたくさん…



細い路地が多い村。


 土色の家には赤とグリーンが美しく映えます…




古城の目の前に広がる草むらにはポニーがお散歩…


のどかだなぁ…






ボニュー。
空の色がほんとうにあおい…



中世の時代に作られた橋。真ん中にたくさん人が乗ったら確実に壊れそうです…






そしてオークルの村、ルシヨンへ。


山肌が赤い。今まで通過してきたところとは全然色が違います。
そして村の家も同じオークル。
はっとするほど美しい。


自然と調和した色の家たち。









たまたま蚤の市がやっていました!


すごい人でにぎわっています…


さりげなく、ギターを演奏するおじさん。
自然とBGMが流れています…


レースを出店しているところがちらほら…
田舎なので英語は全く使えず、フランス語でひたすら話されるので
思い切り日本語で応戦!


あとは知っているフランス語と紙に値段を書いてのやりとりで
値切り交渉も成功!
大きなレースを買ってしまいました。
日本で買ったらきっとすごい値段するんだろうな…
お店のマダムがコットンレースのお洋服も一つ
あなたにって選んでおまけにつけてくれました。merci!




山間にあるセナンク修道院。
とても戒律の厳しいカトリックの修道院らしく、ひっそりと建っていました。


ここだけ雰囲気が違います…



少し戻ったところにある「鷲の巣村」と呼ばれるゴルド。
天空の城ラピュタのモデルになったといわれる村。

高い崖の上から見るこの景色。
感動を表現する形容詞が見つかりません…

この村は岩を積み上げて作られた家が並びます。
地震がない国だからできる家だそう。







 絵本の中にいるよう…


日本の慌ただしい日常を思うと、ここは完全に別世界でした…

少し離れるだけでその村によって家のつくりが全然ちがいます。
そして、それはその土地の持つ特徴が違うということ。
土の色や採れる岩石…
その採れるものから家を作り出し、住まう人々。
自然と調和して生きるってこういうことなのかな。



最後はアヴィニョンへ。
アヴィニョンは観光客も一気に多くなり、活気のある街!という感じ。

旧ローマ法王庁まわりをぐるっと散策しました。



メリーゴーランドはどこの街にでもあるんだそう…






時間が止まったような世界。



 日曜だったのでカフェで語らう人々や、芝生で遊ぶ家族連れ、
お城の前では楽器を演奏する人などで溢れていました。
なんだかとても贅沢な時間…


本当はトゥーレット・シュル・ルーという「すみれ村」と呼ばれている村に
一番行きたかったのですが、地理の関係で今回は断念。
次回訪れることができたらいいなぁ。

中世の時代からタイムスリップしたような村々、
カトリックの色が濃く残る場所。
これまでの長い時間、どんな歴史がここで起こり
どんな人々が生まれ、亡くなっていったのでしょうか。

ここに住む人々は自分の人生というものを
どんな風に考え、時を過ごしているのでしょうか。

ここに住む人々と話がしたくなりました。





次につづく!








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