まずはポール・セザンヌのアトリエへ。
マルシェでにぎわう街を抜けて小高い丘の上までてくてく…
ツアーだとバスで一瞬なんだろうけど、
学校から子供の笑い声が聴こえてきたり、のんびり歩くご老人とすれ違ったり
普段の街の景色に触れることに意味がある、と私は思います。
いいお天気で歩くのがとても気持ちいい!
なんか、かわいい…と思うお家を見つけてのぞきこんでみたり。。(怪しいですね)
泊まっていたシャンブル・ドットからは一直線の方向だったため、
方角だけ確認して地図はカバンへ。
知らない街を地図も見ずに歩くのって楽しい。
小さな街なので迷うこともありません。
迷ったときは人に聞けばいいだけ!
セザンヌのアトリエに到着しました!
あまり観光地的なスポットは行く気がなかったのですが
前日のプロヴァンスを巡るツアーでご一緒させていただいた
同じく一人旅をしている日本人の方のお話を伺ってたら
ここは行ってみたいな、と思って。
いかに自然光を取り込んで、そのままを絵に描くか。
絵を描くことにどれだけの情熱を注いでいたか、それが表現されている家。
毎日キャンバスを持ち出して絵を描いていたというお庭にも行ってみました。
ほんとうに光の溢れる気持ちのいいお庭。
たまたま、日本人のツアーのグループと遭遇し、
なんとなく紛れ込んだら、ガイドさんによるセザンヌについての説明も
日本語でバッチリ聞けました。笑
そのあとはまた中心街に戻ります。
迷わないよう、方角は頭に入れながらあえて路地裏に入り込んでみたりします…
エクスは噴水の街と呼ばれるくらい噴水がたくさん。
宗教色が感じられる建物も至る所に現れます。
街のシンボル、ロトンド広場の噴水!
この側には大きなショッピングモール。H&MやZARA HOMEなんかも入ってました。
そこはすごく近代的な建物だったなー。
個人的にはシャンブル・ドットのすぐ側にあったこの噴水が好きでした。
ロトンド広場から続く、ミラボー通り。カフェやスーパーなどが立ち並びます。
また噴水!写真撮っているときは気づきませんでしたが、
このムッシュ完全に写真を意識してくれてますね…
この旅をコーディネートしてくれた方からは
アイスの食べ歩きがおススメ!って言われてました。
確かに美味しそうなアイスクリーム屋さんがたくさん。
さっそく買ってみました。
おいしい☆
おばけサイズのパプリカ!
ランチはブーランジェリーで買ったパンと、マルシェで買った果物で決まりです。
ブーランジェリーではパンがどれも大きい…
小さめのを1つ、あえて選んだらお店のマダムが
「あなたには小さすぎるからもう1つつけてあげるわ!」って。
とっても親切です…
ちなみに、この手前にいるムッシュも写真を意識してくれてます…!
花市も魅力。こんなにたくさんのお花がこの値段!という感じ。
ヨーロッパの人のお部屋にはたくさんのお花が生けてあるのもわかります。
ぐるぐる散策していたらこんな開けた場所に出ました!
エクスアンプロヴァンスの街は
新しいものと伝統的なものが入り交じっている、という印象で
観光客が多いせいかお店の人は英語を話せる人も多く、
フランス語があまり話せなくても気持ちよく対応してくれる優しい人が多かったです。
女性一人でも割と安心して歩ける印象でした。
街を歩いていたら白髪のおじいさんに突然ディナーに誘われたりもしました。笑
さすがフランス…
なんとなく、金沢に似ているなと思った街。
エクスでは予定も決めず、とにかくのんびりしたいなーと思ってましたが
実際には歩き回ってクタクタに…
それでも、知らない場所を自分の足が赴くままに歩いてみる。
入るお店も、目的地も、食べるものも、五感にゆだねます。
そのとき感じるものから入る情報を大切に、
なにを選び取るかは自分自身で決めます。
次へつづく!
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