6.09.2013

voyage...5

次の場所へ。
てくてく歩いていたら威厳のある教会に出会いました。



美しいステンドグラスに、ものすごく大きな絵画たち…
その神聖な雰囲気に圧倒され、言葉が出ませんでした。
時間をかけて創られている精巧なものって
絵画にしろ、建築にしろ、彫刻にしろ人の心を動かしますね。



そして、こちらも相当な時間をかけてつくられた作品たち…



「オートクチュール展」を見に来ました。
パリ市民でもなかなか直接見る機会はない展示だそうで、
期間も1ヶ月。長い列がついていました。
繊細なドレスたちは長い期間の照明や展示に耐えられないよね…



空港の入国審査のようなセキュリティチェックをして中に入ります…


まずは2012S/Sのあのグランパレでの美しい青の
シャネル、オートクチュールコレクション。

一着のドレスがトワルから出来上がるまで。
シャネルのトワルが見られるなんて…
死ぬ程繊細にスパンコールがつけられたカメリアの実物もありました。。
イヴ・サンローランやジバンシィ、カルヴァンなんかの直筆のデザイン画と
彼らが実際に描いている映像。
時代を創ってきたデザイナー達のポートレイト。

奥に進むと、前述したデザイナーはもちろんのこと、
1900年代のマドレーヌ・ヴィオネ、ディオール、ランバン、ピエールカルダン、
マルジェラ、バレンシアガなどのドレスやアクセサリーたち。。




気が遠くなるほど時間をかけてつくられていると一目でわかる装飾や、
美しいカッティング、複雑なパターン、贅沢な布使い、、、
時間を忘れて見入ってしまいました。


そして夜は一軒のお宅を訪問。
フランス人の一般家庭でのディナーという
ちょっと変わったツアーをブッキングしていたのです☆

訪ねたのは上品なマダムが一人で住むとっても可愛いお家…


ゆっくりと、たくさんの話をしました。
女性の自立について。。
彼女はおばあさんでしたが、自分のHPを持っていてPCもアイフォンも
バンバン使いこなし、フリーランスで仕事をしているようで
日本料理を作るのが好きなのよ、と家にあるいろんな日本の調味料も見せてくれたり。
自宅でお友達とよく「お料理会」を開いているのだとか。
とってもチャーミングで、楽しそうに自分のフェイスブックページも見せてくれました。

お部屋はどこを見ても可愛く飾られていて…
いくつになっても人生を楽しんでいたい。
人生に対して能動的でいたい。
自立した女性でいたい。
彼女と話して、改めてそう思ったのでした。

「そういえばこの近くに昔ルブタンが住んでたのよ」
なんて、お家まで教えてくれたりして美味しいワインを飲みながら
美味しいお料理をいただきました。
彼女が作ったお好み焼きも食べてみたかったな…


素敵な出会いに感謝。





次の日は行きたかったお店巡り。



ランチはmerciの地下にあるカフェで。
ここにも素敵なガーデンを発見です!
ここで栽培しているハーブ類もお料理に入ってるそう。

 大好きなアスティエ。少しずつ集めています…



地図をあまり見ずに歩いているので、どの建物が何なのかあまりわかっていません…笑


ここにきて、やっとパリらしい風景をみました!


そうそう。フランスっぽい風景といえば
エクスの街でもみんなフランスパンを持って歩いてました。
フランスパンで方向を指し、道を教えるおじいちゃん。
スーパーにはフランスパンの忘れ物。
そしてフランスパンの大人買い…





なんてことをしてたら、到着。
パレ・ド・トーキョー。
実は、マレ地区からずっと歩きました…

結構な距離歩いてます…
ここに辿り着いたときの達成感といったら。笑


シャネル展を見に来ました!


裏の庭から入ります。
ここにも素敵な庭が。


オランダ人のガーデンデザイナーPiet Oudolfによるお庭。
ところが待っている間にすごい雨が降ってきて、
履いていたバレエシューズが絞れるほどびしょ濡れに…


晴れていたら、ここを駆け足で通らずに済んだのに。。

足下が気になってあまりゆっくり見れませんでしたが
展示はひとつひとつが博物館のようにショーケースの中に入れられて、
シャネルのN°5にまつわる写真や資料などが飾られています。

晴れた日に行きたいエキシビションでした…涙





雨のパリ…
きれいだけどね。。


フランスではとにかく食べ物の量が多くて、
大好きなデザートまでなかなか辿り着けない…涙

今夜のディナーはケーキ!という勢いで
延長営業のプランタンでLa Maison du Chocolatの
ほっぺたが落ちるってこういうこと!と思うほど美味しいケーキを食べました。


1日よく歩いた自分にご褒美。

この日は10時間くらい歩きました…。
メトロに乗ったら景色が見れないからもったいない!と思ったけど
最後はただの意地…。

さすがにホテルまではメトロで帰りましたけど…

無事に帰ってこれてホッ。。






次へつづく!

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