6.12.2013

voyage...fin

アントワープ2日目。朝。

さむい。

信じられないくらい、さむい。


とうとう、持ってきた服では対応できなくなって友人にニット貸してと言ったら
クリスチャンのセーターを貸してくれました。
思いがけずクリスチャンの服が着れた!うれしい!

午前中、ヨガに行こうかとも言ってたけど結局コーヒーを飲んで
買い物に行くことに。
旅先でヨガのクラスに参加するっていうのもなかなかない経験ですよね。。



いい感じのカフェ。
コーヒー美味しかった。


この日、アントワープではお祭りをやっていたようで
街中がすごい人でにぎわってました。


ベルギー人のこのゆるさがなんとも…
至る所で昼間から酒盛りしてました。(仕事しながら)


途中ふらりと入ったこのお店かわいかったな♡


ムッシュトモがアントワープ1美味しいと言ってたカフェ。
本当に人がいっぱい。





1日たくさん歩いて、いっぱいお土産を買って、くたくたになったので
夜はアパートに帰って私が日本からお土産で持ってきたこれを使って
みんなでごはんを作ることに。


金沢市民の味。まつやのとりやさいみそ。
寒かったのでお鍋はちょうど良かった。
ベルギーにはお鍋に入れるような野菜があまりないので、
こちらにあるもので合いそうなものをチョイス。
(ちなみにベビーコーンと白アスパラガスが美味しかった!)


料理人のヤコブがささっとサラダも作ってくれて。
これがすごく美味しかった!
最後に、これもお土産で持って行った「特別栽培米コシヒカリ」でおじやを作ったら
これもまたすごーーーーく美味しかった。

いいキッチン。


豪華な食事もいいけれど、みんなで作って食べるのって
美味しくて、楽しくて、大好き。
本当はもう一人…
マルコもいるんだけどこのときはお出かけしてて一緒に食べれなかった。残念。


この2人は本当に兄弟みたいで、見ていて微笑ましくなってしまって
ヤコブは本当に優しくて、
この日行ったお店も、どこに行ってもトモくんの友達がいるという感じで
みんな初めて会うわたしにもとてもフレンドリーでいい街だった。 
彼はこの街に来て本当によかったな、と勝手に思ってた。

外側から見ると、日本の良さとそうでないところ、
ヨーロッパの良さとそうでないところ、両方が見えた。
ひとつの場所にだけいるとどうしても視野が狭くなる。
自分の国、自分の立ち位置を俯瞰して見る。
違う角度から見る。

人それぞれ、見ている対象が同じでもどこから見るかによって
見え方は違くて、でもそれはどれも正解なんです。
だから何が間違っている、とかじゃなくて、
それでも私は広い視野でものごとを見たい。
この角度から見たらこう見えるし、この角度から見たらこう見ることもできるねって
俯瞰で見られる自分でいたい。

ヤコブが教えてくれた英語。
「It's a all matter of perspective」
一月三舟。人はどの立場から見るかによって見え方がちがう。
取りようだよ、みたいな意味。

人生はどんな可能性もあって、
トライすることが大事なんだね。
結果よりも過程。
どんな風に生きたいか。
遅すぎることなんてなくて、いつでも、外側から何かを見て知ったら行動すればいい。

彼らと話せて、本当に良かった。
アントワープに来られて本当によかったな…。



 そして移動遊園地が来ていると聞いて、連れてってもらいました!
移動遊園地っていうからどんなのかと思ったら
めちゃくちゃ大規模!!
夜中12時を過ぎてもやっていて、
大きなサウンドシステムから大音量で音楽が鳴り響く…
大人の遊園地という感じ。。



移動遊園地ってどれくらい安全性保障されてるのかな…とドキドキしつつ
まぁ川まで飛んでいったら飛んで行っただよね!!
と高速空中ブランコ乗りました!
風で相当揺れる&遠心力&上下するでスリル満点で笑いが止まりませんでした!
あんなに叫んだのはいつぶりだろう…


空から見たアントワープの夜景は美しかった。
(常に回転してるけど)


今回の旅で私にはもうひとつのテーマがありました。

「インラケチ」

古代マヤの言葉。あなたはもう一人のわたし、という意味。

自分の外側にあるものが自分の反映だとするならば
自分の外側の世界を見ることで自分の内側を知ることができると思った。
自分がこの旅で経験する出来事、出会う人々、感じる感情…
それがどういうものかで自分が今どこに立っているのかを確かめようと思った。

だから外側の世界を見るために旅に出たけれど
それは自分の内側を見ることでもあったのです。


今回の旅での一番の宝物は人との出会い。

本当にいい人達に出会えて、いい時間が過ごせて、素晴らしい旅でした。

きっと私が今立っている場所は間違っていないんだろうと思えた。

この旅で出会えたすべての人、すべての出来事にありがとう。

そして、この旅をコーディネートしてくれた今さん、
本当にありがとうございました。
私一人では実現できなかった旅。


出発の日の朝、完全に寝不足の中
トモくんがアントワープの駅まで送ってくれて、
電車に乗ってブリュッセル空港へ。
ありがとう。また来るね。(来てもいい?)
ベルギー、いい国だったな。








窓の外の景色を眺めていたら少し離れた席から
子供がお父さんと一緒に
「Bye bye Belgium,  Bye bye EU」
って言ってる声が聞こえた。



私も一緒につぶやいてみた。









「Bye bye Belgium,  Bye bye EU」



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