6.10.2013

voyage...6

パリの朝は明けるのが遅い…



まだ薄暗い時間に起き、重いスーツケースを引きづってメトロへ…

パリで滞在していたホテルのフロントのムッシュは
いつ寝てるんだろう…というくらい
朝早くから夜遅くまでいつも一人でフロントにいて、
少し頼りない感じの…
(チェックインのときも1分待ってて、といわれて10分くらい待った笑)
でも親切ないい人でした。

彼が他のお客さんからどやされないことを願いつつ、
(どやされてるところに何度か遭遇した)
北駅へ。
あっという間のパリでした。
行きたいところがまだまだたくさんあったけれど、
それを理由にきっとまた来よう。


Au revoir,Paris!


タリスに乗って最終目的地、アントワープへ向かいます。
フランス国内を走るTGVとはまた雰囲気が違う。
こちらは英語なので安心。



2時間程であっという間にアントワープに到着!



駅すごい!!


アントワープ在住の友人が駅まで迎えに来てくれました。
ここからは1人じゃないので安心。

ついにここまで1人で辿り着いた…!
達成感…。
言葉のわからない国での買い物、メトロ、カフェでの食事、
初めて行く駅で高速列車に乗る…
すごく些細なことだけど、ひとつひとつ出来たことが増えていくと
小さな自信になりますね…。


今日は友人が仕事が終わるまで一人で街をブラブラ。

とりあえず、ルーベンス像とネロとパトラッシュにも出てくる聖母大聖堂。



 フランスとは建物も全然ちがう…でもこちらも童話に出てきそうな町並み。
アントワープは街自体もそんなに大きくなくて、なんだかかわいい。



川…?
静かで、のんびりした時間が流れています。

側にかわいいお城!





一軒家の素敵な家具屋さんを発見!


ファブリックのディスプレイおもしろい。


ペンキが並んでるだけなのにかわいい。



すぐ近くにあったチャーリーとチョコレート工場みたいな
チャーミングなショコラティエにも迷い込みました…




ヨーロッパで一番うらやましかったのが花市。
日本にもあればいいのに!!!




はいっ庭好き。
ここでも見つけました。ボタニカルガーデン。


あれっ、でもなんだか変わってる…


 シュール…


グリーンとアートがミックスしてる。
鳥の鳴き声がすごくて、気持ちのよい空間でした。


やっぱりガーデンがすき。



そして仕事終わりの友人のオフィスにおじゃましました。
専門学校のときクラスメイトだった彼はChristian Wijnantsというメゾンで
パタンナーをしています。
デザイナーのクリスチャンもミーティング終わりで出て来て、
とっても気さくに挨拶してくれました!


先日、ウールマークプライズでグランプリを獲ったChritian Wijnants。
出発前にたまたまvogueのブログに書かれているのを見ました。
(ウールマークプライズってこんなすごい賞だったんだ…)
このコレクションのパターンもすべて彼がひいてます(!)
夜はお魚の美味しいお店に連れてってもらって、たくさん話をしました。
なかなか体験できない壮絶な人生を体験してここまで辿り着いた友人Tomoくんは
イエスとノーしか英語が話せない状態でアントワープに来て、
数シーズン、クリスチャンのメゾンでパターンを引き続け、
コレクション前はもう服を作りたくないと思う程のハードワーク…
このコレクションのショーの後、クリスチャンがランウェイから降りて最初に
彼のところにやってきて、「トモのおかげでいいショーになったよ、ありがとう。
ハードワークさせてごめんね」って言ったのだとか。
聞いてるだけで、泣きそうになっちゃった。

本当にリスペクトしてる友人。

(ちなみにアトリエにおじゃましたとき、ランウェイにも登場してるモデルさんがいたんですが顔が同じ人間と思えないほど小さかった…がーん)



ディナーで連れて行ってもらったお店。ここのお魚美味しかったな…



アントワープ滞在中はトモくんが友人とシェアするアパートに泊めてもらいました。
ここに来るまで、ホテルはバスタブがなかったので全くお風呂に浸かれず…
彼が気をきかせてお湯をためてくれました…
しかも泡風呂にディプティックのキャンドルまでともしてくれて(優しい!!)
同居人のヤコブが「romantic bathだね〜♪」と。

2人が英会話レッスンしてる間、
アイフォンでまったりとしたジャズを流しながら
ゆーっくりお風呂につからせてもらって、旅の疲れが一気に癒されました。
ありがとう!!







最終日へつづく!



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